子どもが成長し、着られなくなった服を交換し合う「苫小牧おさがり交換会」が22日午前10時から、苫小牧市若草町の市民活動センターで開かれる。資源の有効活用と子育て支援を目的に、市民有志が企画した人気のイベント。入場料100円で3000着を超える衣服の中から、好きな服を30着まで選んで持ち帰ることができる。
同日、同センターで市が開催する第49回みんなの消費生活展とのコラボ企画。市民や市内外の子育て支援団体などから寄贈された子ども服をサイズ別に並べ、自由に選んでもらう。靴や帽子、リュックサックやおもちゃ、ベビーカーなども置く。これからの時期に活躍するジャンパーなどの冬物も豊富で、子育て世代にはありがたい。当日会場でも子ども服の提供を受け付ける。
おさがり交換会は、香川県の企業ユアーイノベーションが社会貢献事業の一環として各地の有志に働き掛け、全国で展開。苫小牧でも元中野町で雑貨のレンタルスペースを経営している松本智美さんが2018年4月にスタートさせた。20年1月まで6回実施したが、その後は新型コロナウイルスの影響で中断。昨年は屋外イベントと合わせて行ったり、サイズごとに日時を分けたり工夫して継続してきた。
従来のような活動ができない中でも、子どもが着られなくなった服を持ち込む市民は後を絶たず、”在庫”は過去最多の3000着近くまで増えた。さらに開催までの間に団体からの寄贈も予定されており、当日はずらりと子供服が並ぶ予定だ。
松本さんは「子どもの成長はあっという間。数回しか着ていない服もすぐに着られなくなって新しいものを買わなければならず、経済的にとても苦しい時期があった」と自身の子育てを振り返る。「提供された服は、まだまだ着られるものばかり。限りある資源の有効活用はもちろん、値上がりが続いて家計が圧迫されている今、少しでも皆さんのお役に立てれば」と話している。
希望者は直接会場へ。感染症対策のため入場制限を行う場合もある。子どもの入場は無料。
















