苫小牧市の西町親交会は、新型コロナウイルス下で実施できずにいた地域行事の復活に努めている。住民に楽しむ機会と交流の場を提供するのが狙いで、西町総合福祉会館駐車場ではこのほど「秋祭り」も開いた。熊本修会長は「改めて地域行事の意義を感じている。工夫しながら、できることを探したい」と話す。
同会は大成、青葉、新富町の住民で成り立ち、会員数は約2100世帯(加入率は約8割)。
コロナ下前は、樽前山神社例大祭に時期を合わせて子どもみこしを行っていた。同福祉会館では会食と芸能を楽しむ会館まつり、新年交礼会、子どものつどいなどを開いていたが、この2年間は中止していた。
今年は例大祭の子どもみこしの練り歩きを見送ったが、同福祉会館に魂入れしたみこしを設営し、多くの住民が参拝に訪れた。会館まつりも3年連続で中止にしたが、代替として秋祭りを企画し、9日に初めて開催した。
会場には青空市風にテントを設営し、焼き鳥やみそおでん、秋野菜の詰め合わせなどを安値で販売した。感染対策を目的に持ち帰りとした中、開始直後から長蛇の列ができ、200人分ずつ用意した商品は約1時間で完売した。住民は待つ間、「元気だったかい」「なかなか会えなかったね」とマスク越しに会話を楽しみ、熊本会長は「久しぶりに会えた喜びが大きかった様子。これが町内会の役割と思った」と話した。
















