アイヌ伝統文様作品ロビー展 のんのクラブ、苫信白老支店で

アイヌ伝統文様作品ロビー展
のんのクラブ、苫信白老支店で
展示会の会場と小美浪代表(右)、会員の佐藤さん

 白老町で今年8月に発足したアイヌ刺しゅうサークル「のんのクラブ」の初めての展示会が28日まで、苫小牧信用金庫白老支店のロビーで開かれている。

 同会は、小美浪フミ代表(76)の町北吉原の自宅を開放して活動を始めた。会員は6人で、毎週水曜日午前10時~午後3時の好きな時間、刺しゅうの基礎などを学んでいる。

 ロビーには、小美浪代表の作品を中心に、サークル発足の頃から学んでいる町竹浦の自営業、佐藤聡子さん(60)の作品が並ぶ。伝統的な文様をあしらったタペストリー、バッグ、ポーチ、着物類など計15点が訪れた人の目を引いている。

 小美浪代表は「伝統文様のほか現代的にアレンジした作品の数々を見に来て」と呼び掛ける。サークル会員も募集しており、問い合わせは小美浪さん 携帯電話090(8272)3468。

 同支店での観覧は平日午前9時~午後3時。

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