「北海道米でつくる―日本酒アワード2022」(道主催、北海道酒造組合・ホクレン農業協同組合連合会協賛)の表彰式がこのほど、札幌市内のホテルで行われた。最高賞のグランプリに上川大雪酒造碧雲蔵(帯広市)の「十勝特別純米」が選ばれた。審査委員長の安達祐子氏は「米のうま味、香り、キレとバランスがある」とたたえた。
アワードは道産酒のブランド力向上や、コロナ禍で落ち込んでいる酒米と日本酒の需要喚起を目的に、昨年から実施している。審査対象は道産米を使った720ミリリットルで価格1000円台の純米酒。道内14酒蔵16製造場、道外4酒蔵4製造場から計20銘柄が出品された。9月に一般公募者、専門家らによる審査会をブラインド方式などで行った。
開会式で土屋俊亮副知事は「北海道の酒米も道産酒も品質は向上した。個性があり、造り手の意気込みを感じる。素晴らしさを外国人旅行者を含め周囲に広めてほしい」と呼び掛けた。
上川大雪酒造碧雲蔵の「十勝特別純米」はアワードでの初受賞がグランプリ。杜氏(とうじ)で執行役員の若山健一郎氏(51)に表彰状とペナントが贈られた。若山氏は「十勝の酒米『音更彗星(すいせい)』を引き継ぎ、オール十勝の酒を醸造して世界のお客さまにおいしい酒を届けたい」と決意を述べた。
アワード出品酒・受賞酒は26日から、丸井今井札幌店で販売される。グランプリを除く6部門の受賞酒は次の通り。
▽呑兵衛部門賞=三千櫻 純米大吟醸 彗星45(三千櫻酒造)▽初心者部門賞=五稜 純米吟醸(上川大雪酒造五稜乃蔵)▽専門家・流通部門賞=上川大雪 特別純米(上川大雪酒造緑丘蔵)▽審査委員長賞=純米吟醸酒 宝川(田中酒造)▽若者賞=復古酒(男山)▽女性賞=フクツカサ、山廃仕込み、未完成。吟風(福司酒造)
















