市長とジェンダーミーティング 「多様な性」題に 苫小牧

市長とジェンダーミーティング
「多様な性」題に 苫小牧
岩倉市長(左)と意見交換する参加者

 男女平等参画の推進を目指す苫小牧市の「市長とジェンダーミーティング」が20日、市内柳町のイオンモール苫小牧で開かれた。同日のテーマは「多様な性」で、岩倉博文市長と市民14人が意見を交わした。

 第1部の講話では、市協働・男女平等参画室の吉井ひかるさんが「性的少数者の中には差別や偏見に苦しむ人もいる」と語り、性の在り方が一人ひとり違うことに理解を求めた。市は来年1月、同性愛者など法的に婚姻できないカップルを対象にパートナーシップ制度の運用を予定していることを説明した。

 第2部では、市民団体や企業からの参加者が、多様な性が尊重される社会について岩倉市長と話し合った。参加者は最後に「性的少数者を応援するALLY(アライ)になる」「きょうの学びを社内で共有する」などと決意を語った。

 同ミーティングの商業施設での開催は初めてで、意見交換の様子は公開された。市民ら約30人が集まったほか、買い物カートを止めて耳を傾ける人もいた。

 3人の子どもを育てる桜坂町の女性(40)は「子どもから相談された時、参考にできる知識を得られた」と満足そう。体の性は女性で心は男性という市民(37)は「社会が変わるきっかけになれば」と期待を込めた。男性に生まれ、将来は女性として生きたいと考えている20代市民も「このような学びの機会が増えることを願っている」と述べた。

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