陸上自衛隊第7師団(司令部・千歳市)は24日、2022年度戦車射撃競技会を恵庭市の北海道大演習場島松地区で開始した。7師団指揮下の戦車部隊が勢ぞろいし、道内の他師団・旅団も集結。90式と10式の戦車延べ144両、隊員432人が27日までの日程で、戦車射撃の技量を高める。
陸自で道内全域を防衛警備する北部方面隊と、その指揮下で陸自唯一の機甲師団の7師団が競技会を毎年交互に開いている。
今年は7師団主催だが、第2師団(旭川)、第5旅団(帯広)もオープン参加。7師団司令部は「射撃能力や技術向上を図り、部隊の団結や隊員の士気高揚を図る」と意義を説明する。戦車4両で構成する小隊ごとに競技し、戦車砲と機関銃を実弾射撃した。
戦車砲で狙う的は1・8メートル四方かその半分で、2キロ以上離れた地点から正確に射撃。戦車が砲弾を打ち込むたび、大気を震わせる「ドン」という衝撃音が響いた。ぬかるんだオフロードの射撃場内を全速力で数百メートル前進しながら的を射貫くなど、対象を捉えて仕留める早さや精度を競った。
















