函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況(速報値)によると、9月の輸出は383億900万円で、2カ月連続で過去最高を更新した。中国向けの再輸出品が輸出額を押し上げたほか、物価の高騰や円安も影響した。輸出入総額も2カ月連続で過去最高を更新し、前年同月比72・3%増の1345億8800万円となった。
いずれも比較可能な1976年以降の記録。
輸出は前年同月比3・2倍で、19カ月連続のプラスとなった。中国向けの再輸出品を中心とする「その他」が12・5倍の231億300万円で、輸出の約6割を占めた。輸送用機器は61・8%増の60億6700万円で、アメリカやブラジル、中国向けの自動車部品が好調。魚介類・同調製品は68・6%増の55億6000万円で、中国向けのホタテなどが増えた。
輸入は同45・3%増の962億7900万円で、2カ月連続のプラス。主な増加品目のうち、原油・粗油は33・2%増の399億800万円、石炭は22・3%増の115億7700万円で、いずれも取扱量を減らしながら増額だった。魚介類・同調製品はアメリカからの紅ザケや筋子が好調で、2・7倍の12億4100万円だった。
















