苫小牧東病院(橋本洋一理事長・院長)は22日、「よろずカフェ」を明野柳町総合福祉会館で初開催した。医療や介護の専門スタッフが地域に出向き、無料で情報を発信する催し。初回は地域住民24人が参加し、認知症の予防について理解を深めた。
地域住民が住み慣れた場所で、生き生きと暮らせるような場を作ろうと企画。初回は安宅麻生認知症認定看護師が認知症の予防をテーマに講話し、脳を活性化させるための指先体操などを伝授した。
安宅さんは「認知症には一発でできる予防法や治療はない」と指摘しつつ、▽運動する▽学び続ける▽たばこをやめる▽バランス良い食事―などを挙げて「体に良い習慣を日ごろから心掛けて」とアドバイスした。
指先体操では、両手で「グー」「チョキ」「パー」を順番に出し、じゃんけんで片手が必ず勝つ動きなどを指導。参加者は左右異なる動きに苦戦しながら、和気あいあいと体操を楽しんだ。
明野新町の下元次子さん(91)は「普段から食事に気を付けているが、話を聞いて『なるほど』と思った」と話し、地域での「カフェ」開催に「来やすいし、話もしやすい」と喜んでいた。
同院の亀山慶地域連携室長は「地域の方と交流できてよかった。どんどん続けていきたい」と手応え。今年度は試行の位置付けで、同院周辺の町内会館などで月1回ペースで開き、来年度の実施について決める。
次回は11月19日午前10時から、双葉町総合福祉会館で開く。問い合わせは同院地域連携室 電話0144(55)8811。
















