東胆振1市4町の自治体職員が児童虐待の連絡や通報を受けた際の対応方法について学ぶ研修会が24日、苫小牧市文化会館で行われた。室蘭児童相談所の主催で約30人が出席。千葉県中央児童相談所の渡邉直所長が講演し、家族が主体となってより良い家庭生活を考えられるような面接の在り方を伝えた。
苫小牧保健所管内の自治体や関係機関などでつくる苫小牧地域子どもの安全・安心ネットワーク推進検討会の事業の一環。養護相談や母子保健を担当する自治体職員の知識と技術の向上を目的に研修会を計画した。
渡邉さんは、児童虐待の対応は自己申請を基本とする一般的な福祉制度とは異なり、介入を望んでいない家庭にこちら側から出向く、という点を強調。暴言や強く拒否された場合でも、保護者の隠されたSOSに担当者が落ち着いて目を向けられるような職場環境の構築の大切さを説いた。
また、千葉県の児相で取り入れている手法をまとめたパンフレットやオリジナルの動画も紹介。「家族をを変えるという視点ではなく、子どもの安全を守る方法を家族に主体的に考えてもらうような働き掛けが重要なのでは」と訴えた。
また、参加者が3人ずつのグループに分かれ、子どもの泣き声がしたという通報への対応や、対立的な姿勢を見せる保護者との関わり方などを話し合う時間も持たれた。
















