苫小牧市教育委員会は28日、2023年3月で閉校する啓北中学校山なみ分校(有珠の沢町)の施設を活用し、学校適応指導教室「山なみ」を開設する方針を示した。年々増加する不登校児童生徒の受け皿として、同年4月の稼働を目指す。教育・福祉センター(本幸町)内の「あおば学級」、北栄児童センター(北栄町)内の「トピリカ学級」に続く、市内3カ所目の学校適応指導教室となる。
同日開かれた教育委員会会議で明らかにした。
あおば学級、トピリカ学級と同様、教員免許を持つ専任指導員のサポートを受けながら学習や体験活動を実施。町内会など地域と連携しながら集団への適応や学校生活復帰を目指す。
市教委によると、21年度の市内不登校児童生徒は、前年度比24人増の404人で、今後も増加が見込まれている。
市内西部地区にも学校適応指導教室を設置してほしいという市民の声が以前からあり、より利用しやすい環境の構築が期待される。
特別な施設改修の予定はなく、指導員には、退職教員らを充てる方針という。
引き続き町内会と意見交換を重ねるが、12月の定例市議会での審議を経て、来年1月の定例教育委員会で正式決定される見通し。
















