ななかまど杯第28回北海道小学生バレーボール大会(10月15、16日、江別市)混合の部で、苫小牧の拓勇BRAVEバレーボールクラブが3位と健闘、5日に苫小牧市で開かれる道新カップ北海道小学生バレーボール大会道南大会に弾みをつけた。
大会には道内各地区から8チームが出場。初戦の猿払レインボー戦は序盤から動きが悪く、ミスが多かったものの、地力に勝る拓勇が順当勝ちした。
準決勝の庶路ビクトリーは男子5人、女子1人のチーム。第1セットは集中力を維持して奪ったが、第2セットからはスパイクで穴を突かれ、伸び伸びプレーする庶路ペースに苦しんだ。サーブレシーブもさえず、逆転負けの苦杯をなめた。
拓勇は男子1、女子5人で構成。3枚の女子アタッカーの攻撃が持ち味だ。コロナ禍で大会が開催されず、大きな大会は今回が初めてだった。選手の集中力と気力、技術が試される中で、メンバーは充実感と悔しさを持ち帰った。
吉野ちはる監督は「悔しい負けだった。選手も簡単には勝たせてもらえない―と勉強になったと思う。成長できる試合になった」と振り返った。さらに「道南大会は自分たちのバレーをやるだけ。優勝して来年1月の選抜大会(江別市)に出場したい」と力を込めた。
渡部紗奈主将(拓進小6年)は「今回は練習通りにできた半面、悔しさも大きい。道南大会は悔いのない試合にしたい」と話している。
▽準決勝
庶路ビクトリー少年団2―1拓勇BRAVEバレーボールクラブ
▽1回戦
拓勇BRAVEバレーボールクラブ2―0猿払レインボー

















