苫小牧東小2年生の御家瀬壱琉君は、「学校で習っていない」と言いながら、楽しげな表情で魚の計測や追跡用マイクロチップの取り付けに臨んだ。10月下旬、北大苫小牧研究林(市高丘)で行われた自然体験事業の一場面だ。
アウトドア用品大手のモンベル(本社大阪市)と北大北方生物圏フィールド科学センターが共同で初めて実施。プログラムの中身は北大が企画し、広報や受け付け業務はモンベルが担った。参加費は1人8000円で、道内外から57人が参加。キャンセル待ちも出る人気となった。
参加者は「こんな調査をしているとは知らなかった」「子どもの頃に体験できたら人生が変わっていたかも」と口にし、学術研究の最前線に触れられる内容が魅力的だった様子。関わったスタッフも、自分たちの研究に関心を持ってもらい、うれしそうに見えた。北大は今後も活動を市民に伝える機会の提供を模索していくという。どんな形になるのか、期待したい。(河)
















