苫小牧都市再生プロジェクト委員会は、9月17、18両日に市内3会場で開催した食や音楽の複合型イベント「トマコマイ・ミライ・フェスト2022」に約1万2000人(延べ約4万9000人)が来場した―との結果をまとめた。同委員会は今後、イベントの効果や課題を詳しく検証し、来年度以降の開催につなげたい考えだ。
同フェストは苫小牧の魅力発信や中心街のにぎわい創出、地域経済の活性化を目的に初めて企画。苫小牧市民会館で著名アーティスト出演のコンサートを催したほか、同会館駐車場ではDJパフォーマンス、苫小牧港・西港キラキラ公園ではキッチンカーの出店やステージプログラム、錦町・大町の繁華街では音楽ライブなどを繰り広げた。各会場をつなぐ無料バスも運行した。
事務局によると、17、18両日共に約6000人が来場。年齢層は30代が全体の33・3%で最も多く、次いで40代が19・2%、20代が18・5%などの順。約40%が市外から足を運んだ。また、2会場以上を巡ったのは約2000人で、3会場の全てを訪れたのは約760人だった。
イベントの成果として実行委は、▽苫小牧で新しいにぎわいの形を創出した▽キラキラ公園での夜間キッチンカー出店は店によって昼間の売り上げを超えた▽錦町と大町への入り込み客数が前年同期比2割増となった―などを挙げた。
一方で▽市民会館でのコンサート中、同会館駐車場イベントに訪れる人が少なかった▽テントの安全対策(重り)が想定以上に必要となり、コストが増加した▽錦町・大町会場の位置付けや役割があいまいだった―などを課題とした。
また、キッチンカーや飲食店ブースの出店者などへのアンケートを行ったところ、「無料エリアのコンテンツ周知が十分ではなかった」「天候が原因だが、動員数が思うように伸びず残念だった」といった意見もあったという。事務局の担当者は「反省を生かし、今後の開催について検討したい」としている。
















