苫小牧市高丘の北大苫小牧研究林内で保全活動を続ける市民有志「古里後楽オンコの森を育てる会」は6日、エゾシカの食害防止用ネットの取り付けや、弱ったオンコ(イチイ)の伐採作業を行う。2010年から始めた活動で、市民の参加を求めている。
オンコの森は、研究林内の山王神社から駐車場にかけての傾斜地約1・2ヘクタールに広がる。1984年、当時札幌市でオンコを大切に育てていた古里後楽さん(故人)から2700本の苗木を譲り受け、移植した。
しかし、しばらくしてエゾシカが樹皮や枝葉を食べたり、「角研ぎ」で樹皮をそいだりするようになり、枯れる木が増加。森づくりにかかわった有志が「育てる会」を立ち上げ、毎年1~2回のペースで保全作業に当たっている。毎回市民の参加を広く募り、「研究林への思いを持った人が集まる機会になっている」という。
6日は傷んだネットの付け替えの他、移植から40年近くがたち樹高5メートルに達する木もあるため、残す木を選定する作業にも取り掛かる。参加の申し込みは不要で、希望者は午前9時までに同研究林駐車場に集合する。小雨決行。終了は正午の予定。
問い合わせは同会事務局の長谷川さん 携帯電話090(9522)4765。
















