東京商工リサーチ北海道支社は、10月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は3カ月連続の増加で20件となり、前年同月比でも8件増えた。負債総額は前年同月比で2・61倍の35億5700万円となった。
地域別では、札幌市が7件で最多。これに北見市(3件)、旭川市(2件)が続き、千歳、小樽、滝川、函館、富良野、稚内市でも各1件発生した。
業種別では、「サービス・他」が5件で最も多い。これに「製造業」(4件)が続いた。原因別では、不況型の「販売不振」が16件と全体の8割を占めた。
新型コロナウイルス関連倒産も10件発生。道内の累計は174件となった。
10月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は61人。今年1月からの累計では817人となった。
同支社では、コロナ関連倒産について今年1~10月の倒産件数の約半数(49・4%)を占めていることを指摘。「今年に入り構成比は高まっており、先行きの不透明感は続き、企業倒産は長く続いた減少基調から増加基調へと転じている」と分析している。
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帝国データバンク札幌支店も10月の道内企業倒産状況を発表した。倒産は22件、負債総額は28億円。件数は3カ月連続増加し、前年同月比の2・2倍に。負債は前年同月比で3・69倍と大幅に増えた。
















