2カ月連続で改善 サービスなど5業界 10月道内景気動向 帝国データバンク

2カ月連続で改善 サービスなど5業界
10月道内景気動向 帝国データバンク

 帝国データバンク札幌支店は、10月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(『良い』と回答した企業の割合から『悪い』とした企業の割合を引いた数値)は前月比0・5ポイント増の41・2となり、2カ月連続で改善した。業界別では9業界中、サービスなど5業界が改善した。

 全国平均(42・6)との比較では、23カ月連続で下回った。その差は1・4ポイントとなり、前月から0・2ポイント拡大した。

 企業の規模別では、大企業が前月比1・9ポイント増の42・3となり、2カ月連続で改善。中小企業も0・3ポイント増の41・0、中小企業のうち小規模企業も0・4ポイント増の41・9と共に2カ月連続で改善した。規模間格差は、3カ月ぶりに大企業が中小企業を上回った。

 業界別では製造、小売り、金融、サービス、建設の5業界で改善。特に観光産業の回復などを背景に、サービスは前月比0・5ポイント増の44・7となり、業界では最も高い水準に。製造は3・3ポイント増の40・4で4カ月ぶりに改善した。

 一方、不動産、運輸・倉庫、農・林・水産、卸売りの4業界は悪化。農・林・水産は1・7ポイント減の26・7と3カ月連続で悪化し、業界では最も低い水準となっている。

 先行き見通しでは、「3カ月後」が41・1(前月調査42・0)、「6カ月後」

が41・7(同40・8)、「1年後」が43・1(同43・7)。「3カ月後」と「1年後」の2指標が前月から悪化。「6カ月後」が改善予想となった。

 企業からは今後のインバウンド(訪日外国人旅行者)増加に期待を寄せる声が聞かれる一方、原材料価格の高騰による利益圧迫を懸念する声も数多く上がっている。

 調査は10月18~31日、道内企業1181社を対象にインターネットで実施。557社から回答を得た。回答率47・2%。

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