千歳川を遡上(そじょう)する今季のサケの捕獲が50万匹を超えた。千歳市花園の日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事業所内のインディアン水車(捕魚車)では5日、今季のシロザケの捕獲数が50万1342匹となり、歴代2位だった2004年(51万419匹)に迫る勢いだ。
千歳川の川底を見ることができる、サケのふるさと千歳水族館の地階「観察窓」では、7カ所すべてでシロザケが群れており、産卵のパートナーとなる雌をめぐり、傷だらけの魚体の雄同士がかみつき合う激しい恋のバトルを繰り広げている。中には、尾びれで川底をならす産卵行動を見せる個体もある。
観察窓の付近には9月24日に採卵し10月24日から相次いでふ化したサケの”赤ちゃん”も展示。来館者は「すごい! 大きなサケ」と感激しながら、命懸けの魚たちの生態に見入っていた。
今季のシロザケは4年魚が多いという。同水族館は「3年前に放流された稚魚の当時の餌や水温等の海洋環境が良好だったことが要因として考えられる」と説明している。
















