丹羽孝希、国際大会から引退 「次の世代にバトンを」―卓球

丹羽孝希、国際大会から引退
「次の世代にバトンを」―卓球
丹羽孝希

 苫小牧市出身で長く日本男子卓球界をけん引してきた丹羽孝希(28)が8日、国際大会から引退したことを発表した。所属先のスヴェンソンホールディングスを通じ、今月1日に一線から身を引いたことを明かした。Tリーグなど各種国内大会では選手活動を継続するという。

 小学校低学年から全国大会に出場し数々の実績を残してきた丹羽は、苫小牧緑小から青森山田中高、明治大に進んだ。2011年の世界ジュニア選手権を制すると、12年のロンドン五輪で男子日本代表に初選出。16年のリオデジャネイロ五輪で男子団体銀メダル、21年の東京五輪では銅メダルに輝いた。

 国内では今年4月にTリーグの岡山リベッツと契約し、各戦に出場している。

 丹羽はスヴェンソンの広報を通じて「東京五輪以降、次の世代にバトンを渡し活躍を応援したいと思うようになった」と国際舞台から身を引くに至った心境を吐露。「一つの区切りにはなるが、今後もプロ選手として卓球の楽しさや魅力を伝える活動などできる限り行っていきたい」とコメントした。

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