奏でる喜びかみしめ 苫小牧三曲会が3年ぶり演奏会 市文化会館

奏でる喜びかみしめ 苫小牧三曲会が3年ぶり演奏会 市文化会館
3年ぶりに開催された三曲合同演奏会

 苫小牧市内で箏(こと)、三絃(三味線)、尺八に修練する人たちでつくる苫小牧三曲会(阿部瀞山会長)はこのほど、三曲合同演奏会を市文化会館で3年ぶりに開いた。約130人が来場し、季節を感じられる邦楽の音色に聞き入った。

 市内7社中から23人が出演。江戸時代の代表的な筝曲「六段の調」を、三絃、尺八を加えた出演者全員で華やかに奏でて幕を開けた。この後、陽光を浴び、枝葉が風と遊ぶ風景や花の美しさなどを題材にした邦楽を計10曲披露した。

 「都山流尺八本曲寒月」では寒さがさえ渡る情景を尺八の独奏で表現し、「松の楽」では総勢15人の演奏で客席を祝賀ムードに包んだ。

 邦楽の演奏会に初めて訪れた市有珠の沢町の女性(69)は「生演奏を聞いて優雅な気分になれました」とほほ笑んだ。

 同会はコロナ禍で活動に制約を受け、2020年に予定していた創立50周年の記念演奏会を21年もできず、演奏形式の祝賀会を今年5月に会員だけで催した。阿部会長(69)は「この日を迎えられて、本当にうれしい。みんなが集まって演奏する大切さを学んだ」と喜びをかみしめていた。

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