北海道観光振興機構など主催の「ケア・ツーリズムセミナー」が8日、札幌市内で開かれ、オンラインを含め120人が受講した。脳神経外科医の道下将太郞氏が「Medical×『?』の可能性」と題し講演。同機構が本道観光の重点施策に位置付けるケア・ツーリズム実現に向けた課題などをアドバイスした。
東京都内でクリニックを経営する傍ら、死や障害に対する豊かな時間づくりをサポートする事業を手掛ける道下氏は「日本人は旅行好き。モチベーションを上げるのに旅行は最適だが、一方で、年齢が上がるほど旅行に不安を抱える」と指摘。ケア・ツーリズムに必要なのは、現地の受け入れ先と医療従事者の協力と強調した。
道下氏は「医師は同行せず24時間オンラインでジャッジすればよい。価格は通常の3倍前後」と述べ、金沢市と関東、富士山麓の富士吉田市(山梨県)、甲府市で受け入れ態勢が整っていると紹介した。質疑応答では、受け入れる障害のステージについて「要介護2まで」との考えを示した。
















