苫小牧市教育委員会主催の第45回高齢者主張発表会が9日、市文化交流センターで開かれた。64~94歳の9人の発表者が自身の人生経験を踏まえ、約180人の市民の前で力強い主張を繰り広げた。
トップバッターを務めた、8回目の出場となる日新町の塙守義さん(94)は「老人と明け六つ」と題し、1人暮らしの日常生活について発表。「老いは足からと言われている。歩けないと買い物にも行けず、日干しになってしまう」と笑いを誘いながら、近頃は足腰を鍛えるために555回のもも上げ運動をしていることを打ち明けた。
花園町の小松冨佐子さん(75)はメニエール病を患ったことで、これまでの生活が一変したことを説明しながら、「最後まで自分らしく人生を楽しむために孤独に耐え、自分に向き合っていく」と力を込めた。
初出場の木場町の山川貢さん(64)は、子どもの貧困や自身が子ども福祉の分野に足を踏み入れた経緯を紹介。「子ども世代から大人まで、皆が暮らしやすい活気のあるまちになれば」と呼び掛けた。
















