全道から選手集結交流大会開く 卓球・北海道菊卓会

全道から選手集結交流大会開く
卓球・北海道菊卓会
試合を通じて交流を深めた参加者たち=提供

 苫小牧の卓球クラブ、北海道菊卓会が5日、苫小牧市川沿公園体育館で全道小中学生卓球交流大会を開いた。札幌や旭川、遠くはオホーツク管内遠軽町などから59人が出場。道内屈指の強豪校、駒大苫小牧高選手も特別参加し後輩たちに胸を貸すなど、ハイレベルな試合が繰り広げられた。

 男女の計4部門に分かれて予選リーグや順位戦などを実施。菊卓会の菊池吉幸代表は「少しでも多く実戦経験を積んでほしい」と試合時間を15分に設定して進行の円滑化を図った。

 中村百花(拓勇小5年)は「少し緊張したけど、普段できない選手と試合をして、いい練習になった。守備型だけど、もっと攻撃もできるようにしたい」と意気込む。全国大会出場の経験も持つ田澤昊汰(泉野小3年)は「いろんなタイプの戦術を経験できた。これからは対策できるようになりたい」と語った。

 今年1月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大により1度断念。手指の小まめな消毒や、会場内での水分補給以外の飲食禁止など感染症対策を徹底し実施にこぎ着けた。「道内でも力のある選手が多く参加してくれて、とてもいい練習機会になった」と菊池代表は喜ぶ。

 小学生は今月に全国選抜大会や東アジアホープス大会に向けた道代表選考会、来年1月には学年別大会が控える。中学生は12月下旬に学校対抗団体戦の道選抜大会へ出場する選手も多い。代表は「今回出た課題を克服しながら、本番で好成績が取れるように頑張ってほしい」とエールを送った。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る