脱炭素推進へ最新技術を体感 苫小牧市がゼロカーボン見学会

脱炭素推進へ最新技術を体感 苫小牧市がゼロカーボン見学会
トヨタカローラ苫小牧で燃料電池車「ミライ」を見学する参加者

 苫小牧市は10日、市民に脱炭素社会への関心を高めてもらうバスツアー「身近なゼロカーボン見学会」を初めて開いた。参加者は、市内の建設会社が建てた省エネルギー住宅や、自動車販売店が扱う燃料電池車を見学。地球温暖化をもたらす二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献する最新技術に目を見張った。

 見学会は、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」実現を目指す市の取り組みの啓発事業。市民14人が参加した。

 一行はまず、大鎮キムラ建設(市日吉町)が建てたZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のモデルハウス(市沼ノ端中央)を見学。太陽光発電の活用や断熱性能の向上でエネルギー消費量を実質ゼロにする住宅で、案内した木村匡紀社長は「SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも、ZEH普及は進んでいく」と話した。

 引き続き、トヨタカローラ苫小牧(市柳町)を訪問。CO2を出さない水素で走る自動車「ミライ」を見学し、乗車体験も行った。同店の担当者は「水素自動車の普及に向けては、燃料供給施設のインフラ整備が重要」と述べた。

 参加した市三光町の手塚環さん(62)は「(最新技術を)いろいろと知ることができ、有意義だった」と話し、同町の小林一男さん(78)は「地球温暖化は世界に深刻な影響を与えており、CO2を削減することが大事」と脱炭素への理解を深めていた。

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