多様な性の在り方学ぶイベント 13、27日苫小牧で

多様な性の在り方学ぶイベント
13、27日苫小牧で
ボラスクへの参加を呼び掛ける市ボランティアセンターの担当者

 LGBTQをはじめとする性的少数者が自分らしく生きられる社会の実現を目指すイベントが今月、苫小牧市内で相次いで開かれる。当事者も交え、多様な性の在り方を学ぶことを通じて誰もが暮らしやすいまちについて考える。

 市男女平等参画推進センターは13日午後1時半から、同センターで「苫小牧にじいろライブ」を開催。にじいろほっかいどう(札幌)との共催で、レズビアン(女性の同性愛者)カップルが経験や思いを語る。

 講師は、札幌を拠点に活動するNPO法人北海道レインボー・リソースセンターL―Port(エルポート)に所属するカップル。「女ふたりで暮らしてみれば」をテーマに、進行役のにじいろほっかいどうの国見亮佑理事長が当事者2人に生活の様子や日ごろ感じていることを聞く。

 苫小牧市は婚姻していないカップルの関係性を公的に認めるパートナーシップ制度の導入を1月に予定しており、同制度についての考えも当事者の視点から語ってもらう。

 同センターはにじいろほっかいどうの協力で、2019年度に性的少数者について学ぶ市民向け講座を開催。翌20年度からは共催で当事者を講師に迎え、今年2月からは2カ月に1回程度、市内や近郊の当事者の交流会「ぽると」を実施している。

 同センターは「性の多様性に対する理解は少しずつ広がっているが、性的少数者への偏見はまだ根強い。ぜひこの機会に、多くの人に学んでもらえれば」と話す。

 参加無料。定員50人。申し込み、問い合わせは同センター 電話0144(32)3544。

   ■    ■

 市ボランティアセンターは27日午前10時~午後2時半、市民活動センターで中高生向けのボランティアスクール(ボラスク)を開く。テーマは「多様性ってなんだろう~多様な性別から学ぶ」で、同事業で性を取り扱うのは初めて。

 NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL―Port(エルポート)の中谷衣里代表が、性的少数者について講話。全ての人が、自分らしく生きられる社会の在り方について知識を深める。当事者の交流会「ぽると」に参加している若手スタッフも駆け付ける予定だ。

 昼食を挟んで性的少数者のみならず、障害者や高齢者、子どもなどさまざまな人が互いを尊重し認め合えるような社会を実現するため、自分たちができることを考えるグループワークを実施。講話を通して気が付いたり、新たに学んだことなども共有したい考えだ。

 ボラスクは市のジュニアボランティア育成事業の一環で、若い世代に奉仕活動への理解と関心を深めてもらうのが狙い。例年、高齢者や障害者などとの交流を通して地域福祉について学ぶプログラムを行ってきたが、新たな視点を取り入れよう―と今回初めて、LGBTQについて学ぶ。

 定員は20人。参加費は1人500円(昼食代込み)。

 申し込み、問い合わせは市ボラセン 電話0144(84)6481。

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