男子・駒大苫 全国出場逃す ウインターカップ北海道予選会

決勝リーグ〔駒大苫―北海〕シュートを放つ駒大苫の村田=13日、栗林商会アリーナ

 ウインターカップ2022第75回全国高校バスケットボール選手権大会北海道予選会は12、13両日、室蘭市の栗林商会アリーナで男女3回戦と決勝リーグが行われた。男子の駒大苫小牧は3位で3年連続3度目のウインターカップ(12月、東京都)出場を逃した。女子の北海道栄は決勝リーグに進む健闘を見せたが上位に食い込めなかった。男子は白樺学園、女子は札幌山の手が優勝した。

 【男子】
 ▽決勝リーグ
東海大札幌73―69駒大苫小牧
白樺学園78―75駒大苫小牧
駒大苫小牧83―58北 海
白樺学園102―67東海大札幌、東海大札幌74―60北海、白樺学園116―61北海
 ▽順位 (1)白樺学園(3勝)(2)東海大札幌(2勝1敗)(3)駒大苫小牧(1勝2敗)、北海(3敗)
 【個人賞】▽最優秀選手賞 山田哲汰(白樺学園)▽敢闘賞 有澤明希(東海大札幌)▽優秀賞 長谷匡悟(白樺学園)、大山未南斗(駒大苫小牧)、清水愛駿(北海)
 ▽3回戦 
駒大苫小牧71―53北海道栄
白樺学園172―39下川商業、北海102―73とわの森三愛、東海大札幌68―61旭川工業
 【女子】
 ▽決勝リーグ
札幌山の手146―62北海道栄
とわの森三愛74―60北海道栄
札幌東商業103―70北海道栄
札幌山の手115―59とわの森三愛、札幌山の手102―55札幌東商業、とわの森三愛87―85札幌東商業
 ▽順位 (1)札幌山の手(3勝)(2)とわの森三愛(2勝1敗)(3)札幌東商業(1勝2敗)、北海道栄(3敗)
 【個人賞】▽最優秀選手賞 森岡ほのか(札幌山の手)▽敢闘賞 岩佐紗奈(とわの森三愛)▽優秀賞 野原一華(札幌山の手)、小川愛衣歌(札幌東商業)、佐々木碧珠(北海道栄)
 ▽3回戦 
北海道栄86―69海星学院
札幌山の手98―68北星学園女子、札幌東商業79―53札幌北斗、とわの森三愛105―35帯広南商業

―駒大苫 小差の敗退、無念の3位
 男子の予選リーグを突破したベスト4による決勝リーグ。駒大苫小牧は勝負どころで競り負けて無念の3位に沈んだ。
 最終戦の北海には快勝したが、東海大札幌、白樺学園は小差の敗退。連動した速攻、3点シュートなどで得点を重ねたが、いずれも第4クオーターで逆転を許し、両者譲らずの接戦の末に惜敗した。
 田島ヘッドコーチは「ウインターカップ出場を果たせず悔しい。それでも3年生を中心に最後まで諦めずよく頑張った」と選手らをたたえた。

―道栄 決勝リーグ全敗も大きな収穫
 女子の北海道栄は決勝リーグ進出も全敗で大会を終えた。木村ヘッドコーチは「予選からシード枠ではない中で、実力校に勝って決勝リーグに上がれ、選手もコーチ陣も自信につながった」と話した。
 王者の札幌山の手と札幌東商業に点差をつけられたが、とわの森三愛との一戦では終盤に驚異的な追い上げを見せ、延長戦まで持ち込むなど奮闘。「チームとしても選手個人としても日を追うごとに成長していった。全て出し切った結果、収穫の大きい大会だった」と目を細めた。

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