苫小牧市社会福祉協議会は12日、市民活動センターで災害ボランティアセンター(災害ボラセン)の設置・運営訓練を行った。市社協職員約35人が参加。市民生活の復旧、復興を担う災害ボランティアの受け入れやマッチング作業、活動に必要な資材の貸し出しなど、一連の手順を実践形式で確認した。
ウイルス感染の予防対策を加えて昨年8月に改訂した、災害ボランティアセンターの設置・運営マニュアルに基づく取り組み。市民ボランティア約35人も災害ボランティア役で参加した。
訓練は、市内で大規模な豪雨災害が発生した想定で実施。市民活動センターに災害ボラセンを構え、続々と集まるボランティアの受け付けや健康チェックから、活動内容の説明、資材貸し出し、活動終了時の報告に至るまで一連の動きを確認した。
突発的な事態にも職員が落ち着いて対応できるよう、災害ボランティアや市民からの問い合わせ、支援要請を電話で受ける訓練も取り入れた。
市社協はマニュアルに基づき、2017年度から毎年、設置訓練を実施。昨年度のマニュアル改訂では感染症対策を盛った内容に見直した。訓練で災害ボラセン代表を務めた伊藤康博事務局長は「マニュアルを検証する上で、実践形式での訓練はとても有効」と強調。協力した市民にとっても、有意義な訓練になった様子で、苫小牧東高校1年の中添裕貴さん(15)は「災害ボラセンの流れがよく分かった。もっと勉強し、いざというときには運営側でも何かの力になれれば」と述べた。
















