内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は10日、市内のホテルで11月支部懇談会を開いた。学術研究団体「スナック研究会」代表で、東京都立大学法学部の谷口功一教授が講師となり、夜の料飲店の社会的機能について話した。
谷口教授は新型コロナウイルス流行の影響などで、スナックやバーといった料飲店の電話帳掲載件数が昨年、2015年と比べて4割減ったと説明。家や職場で話せない秘密を打ち明けたり、人と楽しく交流したりするコミニュティーの場が失われていくことを危惧した。「繁華街の店は人の心を癒やし、夜の公民館として機能する大事な存在」と述べ、夜の街を守る必要性を訴えた。
また、高齢社会の中で料飲店が果たせる役割についても話し、「神奈川県横須賀市の送迎付き介護スナックでは、介護度が高い人や末期がん患者を受け入れ、喜ばれている」と事例を紹介した。
















