開校から100年を迎えた苫小牧樽前小学校(深松一宏校長)は19日、100周年の記念式典を同小体育館で行う。児童たちが、学芸会でも発表した伝統の「龍神太鼓」を披露する予定で、懸命に練習に取り組んでいる。式典の後、有志が企画して「祝う会」を開くほか、午後2時からは樽前交流センターで卒業アルバムなどの資料展示や交流の場として「100年会」を予定している。
同校は1922年6月、覚生尋常小学校樽前特別教授場として開校し、34年に樽前尋常小学校と改称。児童数減少などに伴い95年、市内全域から通学できる小規模特認校となった。樽前の豊かな自然を利用して、校内にしいたけ園を設置し栽培に取り組むなど、環境を生かした独自の教育活動を展開している。
開校以来、約1000人の卒業生を輩出し、現在24人の児童が通学している。9月には100周年を記念して「とまこまい百年花火」を開催。市内の中小企業経営者有志らが中心となり、約3000発の花火を同小近くから打ち上げた。
老朽化が進む校舎は来年から改修と建て替えを行い、2024年の新校舎完成を目指している。深松校長は「子どもたちはみんな、家族みたいに仲が良い。さまざまな教育活動ができるのは地域の方々の支えがあるからこそ。地域から親しまれ、愛されている学校だと思う」と語り、さらに充実した教育に力を注ぐ方針だ。
















