苫小牧市でコミュニティーレストラン(コミレス)を展開するNPO法人「がるだする」(舘崎やよい代表)は、東京のNPO法人NPO研修・情報センターの「食のコモンズ基金」事業に協力し、苫小牧と周辺エリアの窓口を担っている。食に関する取り組みを支援する事業の周知と促進に向け、舘崎さんは「基金のPRをしながら、意欲のある人を後押ししていければ」と話している。
同センターは世古一穂さんが代表理事を務め、NPO活動の普及事業に取り組んでいる。食のコモンズ基金は食を軸にしたまちづくりに挑戦したい人を支援するために創設し、今年5月に事業をスタートさせた。コミレスの立ち上げや運営の支援、農業や漁業の従事者と食を核にしたまちづくりを目指す人とのネットワークづくりのサポートなどを想定している。
支援はコミレスを実践する各地の人々の協力を得ながら、年間5団体程度に対して行う考え。世古さんは「お金を出すだけでなく、人材や知恵も出すなど伴走型の支援を目指したい」と強調。格差や分断が広がる社会を懸念し「食を通じ、分かち合いの社会を広げていければ」と意欲を見せる。
がるだするは、世古さんが提唱したコミレスの手法を参考にして地産地消や食の安全にこだわったコミレスを始めた経緯があり、同基金の窓口を担うことにした。舘崎さんは「コロナ下でやめてしまったコミレスの話も聞く。地元の食材を使ってコミレスを開く人が増えれば、生産者も応援できる」と話す。
問い合わせは世古さん 電子メールticn@mui.biglobe.ne.jp
















