苫小牧消費者協会は12日、食品ロス対策をテーマにした学習会を苫小牧市民活動センターで開いた。市ゼロごみ推進課の押本尚也主査が「食品ロスはまだ食べられるのに捨てられる食品」と説明。捨てる食品を減らすために家庭でできる取り組みを紹介し、会員や市民約20人が耳を傾けた。
押本主査は、国内の食品ロスの量は年間500万トン以上というデータに触れ、「4人家族で年間3万円を無駄にしている計算になる」と指摘。冷蔵庫の使い方について「メモをしてから買い物をして、食べ切れない量を入れないようにすること、食品の使用頻度で庫内に指定席を決めること、残り物を目線の高さに置くことなどが無駄を減らすために有効です」とアドバイスした。野菜や魚の保存期間を長くする方法も伝え、「食べ物にもったいないとありがとうの気持ちを忘れず、できることから初めて」と呼び掛けた。
市末広町の主婦栗原暸子さん(79)は「食品ロスが気になっていても減らせない方は多いと思うので、こうした学習の機会があれば、努力しようとする人が増えるのでは。きょうは勉強になった」と喜んでいた。
















