◇誇らしくなった
故郷は遠きにありて…という思いで、先日のNHKの番組「ブラタモリ」を見た。生まれ育った千歳市にある発電所が画面に登場すると、鼓動がわずかに早くなる。「そう、そう、そうなのよ!」。思わず声も出る。あの谷底の発電所の社宅からダムの上の学校まで、毎日通った日常がよみがえる。もう60年以上も前のことなのに、四季の移ろいの美しさや、集落の人々との関わりがふわ~と浮かび上がる。それに苫小牧市の発展を知られたことが何より良かった。築港という言葉でしか知らなかった港造りの大変さや、今は大型船が泊まる堂々とした港になったことが伝えられ、先人たちの苦労がしのばれた。明治時代の一大プロジェクトだったであろう発電所造りよりも前に、王子軽便鉄道「山線」が敷かれたことを織り込んでもらえなかったのは、ちょっと残念だったがその後、知り合いなどから「発電所、見たよ!」とメールが届き、わが故郷が全国区になったようで誇らしい気持ちになった。
(東京都・桑原由美子)
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