保管期限過ぎたワクチン接種  白老

保管期限過ぎたワクチン接種  白老

 白老町は17日、町内医療機関の新型コロナウイルスワクチン接種で保管期限を過ぎたワクチンを計6人に誤接種したと発表した。現時点で健康被害は確認されていない。町は6人に対し、引き続き健康観察を行っていくとしている。

 町によると10月29日に保管期限を6日過ぎたファイザー製ワクチンを1人に、11月5日には保管期限を13日超過した同社製ワクチンを5人に接種したという。

 同社製ワクチンは、町保管の医療用冷凍庫から医療機関へ冷蔵で移送した後、各医療機関の薬品冷蔵庫などで保管することになっていた。町新型コロナワクチン接種対策室の担当者は「冷蔵保管期限の確認が不十分だった」と説明している。

 町はワクチン接種を実施している医療機関に注意喚起すると共に「ワクチンの適正管理徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしている。18日の町議会全員協議会でも古俣博之副町長が「対象者とともに、多大な不安を生じさせた町民にもおわび申し上げる」と陳謝した。

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