感染全国最多レベル続く 道コロナ本部会議 派生型「BQ.1.1」警戒

感染全国最多レベル続く 道コロナ本部会議 
 派生型「BQ.1.1」警戒
東京からオンラインで出席し「対策の強化」を道民に呼び掛けた鈴木知事(画面上)=18日午後7時10分ごろ、道庁

 道は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。今月に入り、全道の日別の新規感染者数は4度にわたり過去最多を更新し、人口10万人当たりでは10月26日以降、全国最多を継続中。東京へ出張中のためオンラインで出席した鈴木直道知事は「これまでにない高い感染レベル。いつでも誰もが感染する可能性がある」と指摘。15日の記者会見で発表した基本的な感染対策の再徹底など「対策の強化」を道民に呼び掛けた。

 18日現在の全道の感染状況は(1)10万人当たりの新規感染者数1134人(2)病床使用率48・2%(3)重症病床使用率9・5%。3指標とも前週から増加している。特に新規感染者数は15、16日に2日連続で初めて1万人を超えるなど、感染再拡大に歯止めがかからない状況が続いている。

 このため道では、3密回避や効果的な換気など基本的な感染対策の再徹底のほか、▽混雑した場所への外出など感染拡大につながる行動を控える▽オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種の検討▽普段と異なる症状がある場合、外出・出勤・登校・登園を控える―など「対策の強化」を道民に求めている。

 そんな中、18日にはオミクロン株の派生型「BQ.1.1」が道内では初めて札幌市で2例確認された。知事は「現在、道内の主流株はBA.5系統だが、今後さらにBQ.1.1の割合が増加する可能性がある。ゲノム解析による監視をしっかり進めてほしい」と本部員に指示した。

 また、オミクロン株ワクチンの接種率は16日現在、道内全体は12%、65歳以上は11・4%。全国(全体11・5%、65歳以上13・1%)に比べ、65歳以上は下回っている。知事は「今月から来月にかけて接種のピークを迎える。年内に希望する人が全員接種していただけるよう市町村を支援するほか、集中的な広報を展開する」との姿勢を示した。

 政府は18日に感染症対策本部会議を開き、都道府県が必要に応じて出せる「医療ひっ迫防止対策強化宣言」などの対策強化策を正式決定した。知事は「基本的対処方針の変更については来週以降になる見通し。国の考え方の詳細や対処方針の変更内容について情報収集を十分に行ってほしい」と本部員に指示した。

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