サッカーJリーグ1部(J1)北海道コンサドーレ札幌の2選手が17日、白老町役場や白老小学校を訪れ、サッカー少年団の児童らと交流した。同町とチームは7月に地方創生に関する包括連携協定を締結しており、来町はその一環。
ミッドフィールダー(MF)の宮澤裕樹選手(33)とディフェンダー(DF)の福森晃斗選手(29)は、町役場で古俣博之副町長へサイン入りユニホームを手渡した後、白老小学校へ。町内のサッカー少年団「白老フットボールクラブ」の選手21人(小学1~6年生)とミニゲームなどで交流した。
福森選手は子どもたちに「自分のことは『福ちゃん』と呼んで」と呼び掛けリラックスするよう促し、宮澤選手も「短い時間を大切にして楽しみましょう」とあいさつ。パス回しや体力づくりなどのアドバイスを行った。MFでキャプテンの藤原駿君(11)=白老小6年=は「シュートの仕方などありがたいアドバイスがもらえた。次の試合で応用したい」と喜んだ。
同クラブの千葉勝宏監督は「子どもたちにとって貴重な機会。出会いやアドバイスを今後のサッカー人生に生かしてほしい」と期待を込めた。
コンサドーレ札幌は、J1リーグ戦が例年より約1カ月早く閉幕したことから、道内各地をラッピングバスで巡る「コンサドーレ・北海道ツアー」を敢行。6選手が道北(9~11日)、道東(14~16日)、道南(17~19日)の3地域に分かれ、各地の住民らと交流した。




















