白老町青少年育成町民の会主催の第29回白老町青少年育成大会が19日、町中央公民館で開かれた。少年の主張発表や表彰式が行われた。
大会は、新型コロナウイルス感染症などの影響で3年ぶりに開催した。「子どもたちの健全育成は地域から」がスローガン。教育関係者や子育て世代の町民ら155人が参加した。
表彰式では、社会福祉法人天寿会グループ北海道リハビリテーションセンターの介護福祉士、上山春奈さん(23)に優良青少年顕彰、日の出町の武田信昭さん(85)に特別表彰(青少年育成活動者)が贈られた。
続く少年主張発表では、白翔中学校1年の本井来美さんが「偏見のない世の中のために」、同校2年の波田真穂さんが「K―POPアイドルを通して私が思ったこと」、白老中学校1年の前田百穂さんが「自分の気持ちを言葉に」、同校2年の上野新太さんが「僕の決断」を演題に主張発表した。
また、しらおい子ども憲章を具現化する取り組みについて、各小中学校の顕彰推進委員の児童生徒が発表した。同館ロビーには、各小学校や保育園、子育て支援団体らの活動を写真やポスターで伝えるコーナーも設けられ、来場者の関心を引き付けていた。

















