むかわ町社会福祉協議会主催の第5回むかわ町社会福祉大会が20日、同町道の駅「四季の館」で開かれた。式典では長年にわたって社会福祉の発展に貢献した町民や地元企業、団体などを表彰した。
大会は3年に1度開催しており、今テーマは、「『こまった』を見すごさない 共に支えあい・助けあい・しあわせのまちづくり」―。式辞で町社協の佐藤俊博会長は「少子高齢化、人口減少が進む中、生活領域における支え合いの仕組みが弱まっている。行政など関係機関、住民同士が助け合い、支え合う地域社会を目指していく」とあいさつ。来賓の竹中喜之町長は「今できるつながり、支え合いをお互いに共有し、本大会がこれからの元気を届けられるひとときとなれば」と祝辞を述べた。
長年にわたり町社協の運営発展に貢献した前副会長の佐藤アイ子さんと前理事の高橋金正さんをはじめ、民生委員・児童委員の2人、町共同募金委員会、胆振身体障害者福祉協会むかわ支部の役員5人をそれぞれ表彰した。
引き続き福祉機器を寄贈した鵡川農業協同組合と多額の寄付をした個人30人に感謝状を贈り、奉仕活動に尽力した個人3人と山越組を善行者表彰した。
式典後は、数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける信友直子さんが、広島県呉市に住む両親の姿を収めた映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を上映したほか、信友さんの記念講演を行った。

















