「4者会議」立ち上げ  候補擁立作業始動 立憲・国民・連合・農民 来春知事選

「4者会議」立ち上げ  候補擁立作業始動
立憲・国民・連合・農民 来春知事選
4者会議設置後、記者団の取材に応じる藤井幹事長、藤盛事務局長、梶谷幹事長(左から)=19日午後、ホテルニューオータニ札幌

 来年3月23日告示、4月9日投開票の道知事選へ向け、立憲民主党道連、国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議は19日、札幌市内で「4者会議」(民主連絡調整会議)を立ち上げ、野党候補擁立作業を始動させた。会議を主導する立憲側は「北海道は広い。年内に候補を決めたい」(党本部・岡田克也幹事長)との姿勢。ただ、具体的な候補絞り込みは進んでおらず、越年が濃厚な情勢。告示の約1カ月前までずれ込んだ前回(2019年)の再現を懸念する声も上がっている。

 初会合には、4者の代表・幹事長クラス8人が出席した。4者が連携し、野党候補を擁立することを確認。内部に具体的な作業を進める「事務局会議」を設置することも決めた。

 終了後に立憲道連・梶谷大志幹事長、国民道連・藤井和則幹事長、連合・藤盛敏弘事務局長が記者団の取材に応じた。梶谷幹事長は「与党が利することのないよう、大きな固まりで臨んでいきたい」と話し、藤井幹事長は「北海道のリーダーをどうやって見つけ、道民にどう訴えられるか。4者で考えていきたい」と説明。藤盛事務局長は「われわれが両党の接着剤になって進めていく」と述べた。候補擁立時期については、4者会議で「できるだけ早い時期」とすることを確認したという。

 野党側は前回も4者会議で擁立作業を進めたが、国会議員、経済人らに固持されて難航。混迷を極めた末、最終的に元衆院議員の石川知裕氏を擁立したのは選挙戦約1カ月前の2月8日。今回は「候補は数人いると聞いている」(立憲道連幹部)としているものの、事実上白紙状態とみられる。「前回は新人同士の争いだったが、今回は強敵の現職が相手」(連合幹部)と前回以上に難航する可能性が高まっている。

 知事選では、現職の鈴木直道氏(42)が態度を保留しているが再選出馬は確実視されており、前回同様に自民・公明・維新が支持する意向。今月10日に会社経営で無所属新人の門別芳夫氏(61)=岩見沢市=が唯一、出馬を表明している。

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