苫小牧市美術博物館は、企画展「あみゅー大博覧会2022」(26日~1月15日)の開幕に向けて収蔵資料や作品の設置作業を進めている。えりすぐりの100点以上を並べる予定で、学芸員らは館内の収蔵庫から作品を搬入する作業に大忙しだ。
館内の約1460平方メートルの地下の収蔵庫には、1985年の市博物館(現美術博物館)開館以来、蓄積された約14万点の資料が保管されている。未公開の資料も数多くあり、それらがなぜ集められ、どのように利用されてきたのかを市民に知ってもらおう―と初めて企画された。
自然、歴史、美術、考古の四つの分野からそれぞれ30点ほどを展示予定。市博物館の開館を祝い寄贈されたミロのビーナスのレプリカや80年以上前の苫小牧で採取された昆虫のコレクション、地域を代表する書家の作品などを「ちょっと変わった(面白い?)資料」や「学芸員のお気に入り資料」「初公開の資料」など五つのテーマに分けて並べる。
6日閉幕した特別展「谷内六郎展」の作品搬出後の今月10日ごろから順次設置作業を開始。学芸員が手分けして資料を収蔵庫から展示スペースに運び出している。江崎逸郎学芸員は「収蔵庫の資料を企画展規模で紹介するのは初めて。来場者に見やすいような配置を心掛けている」と話していた。
















