今年6月に解散した苫小牧キリスト教船員奉仕会で、活動に携わっていた人たち約30人が19日、拠点だった苫小牧市双葉町の保養施設「シーフェアラーズセンター」跡地に集まった。日本聖公会北海道教区の笹森田鶴主教を司式に迎えて礼拝を行い、最後の会長を務めた同教区の吉野暁生司祭は「苫小牧の奉仕会は終わるが、これからも困っている人がいたら手を差し伸べてほしい」とあいさつした。
同奉仕会は、苫小牧港に入る貨物船の外国人船員をもてなすため1986年、市内のキリスト教会有志で設立。クリスマスパーティーを開くなど船員がくつろげる場所として同センターを活動拠点にしてきたが、コロナ禍で船員が上陸できなくなり活動を停止した。会員の高齢化や減少もあり、その後も活動を再開できず、6月の総会で解散を決めた。同センターも10月までに解体された。
長年、事務局長を務めた柳谷豊さん(76)=美原町=は「私たちの生活があるのも船員がいろんな物を船で運んでくれるから。船員をもてなすため、市民がボランティアで活動してきた歴史を忘れないでほしい」と話した。
















