苫東フォトコン グランプリは東開町の金子さん 苫小牧

苫東フォトコン グランプリは東開町の金子さん
苫小牧
グランプリを受賞した「接岸準備」と金子さん

 株式会社苫東(辻泰弘社長)が主催する苫東インダストリアルパークフォトコンテストは今年、グランプリに苫小牧市東開町の金子道雄さん(74)の「接岸準備」を選出した。市内外の58人250点の応募の中から頂点に輝いた。金子さんは「何度も苫東に足を運んで撮影した。初のグランプリでうれしい」と喜んでいる。

 苫東地域の魅力を写真で伝える毎年恒例のコンテストで18回目。応募は前年と比べ7人21点増えた。17日に市内のホテルで授賞式を行い、審査員の写真家水越武氏は「コロナ禍で行動が何かと制限される中、応募が少しでも増えたのは大変なこと」と総評した。

 金子さんの作品は、8月ごろに苫小牧港・東港でフェリーの接岸風景を縦の構図で撮影し、「大胆な画面構成で斬新な捉え方」と評価された。甲板員が岸壁に向けてロープを投げる一瞬を収め、金子さんは「気に入った1枚が撮れるまで何度も東港に行った。西港と違って便数が少なく、天気も見ながらの撮影で苦労した」と振り返る。

 金子さんは元重機オペレーターで、約14年前の定年退職を機に写真を本格的にスタート。同コンテストでは初のグランプリで、併せて苫東内を走るJR日高線を撮影した「ローカル線」も優秀賞を射止めた。「もともと列車を撮るのが好き。受賞を励みに来年以降もフォトコンに臨みたい」と話していた。

 今年6月に約9年ぶり2回目の社長に就いた辻社長は「苫東は大きく変化し、表情を変えている。自然と産業が共生する地域として発展しているが、その魅力を写真にしていただき苫東のPRにつながる」と笑顔。受賞作を今後、市役所や道の駅ウトナイ湖など、市内外で展示する予定だ。

 グランプリ以外の主な受賞作は次の通り(敬称略)。

 ▽社長賞 「未来の展望と樽前山」佐竹輝昭(札幌市)▽金賞 「rainy day」岩間敦子(同)▽銀賞 「珍客来訪(ウミスズメ)」大場宏道(苫小牧市)

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