道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3812人確認し、31人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は14日ぶりに4000人を割り、前週の同じ曜日(4161人)を17日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ99万2164人となり、100万人に迫った。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の9人(70代女性、80代女性、90代男女5人、100歳代女性、年代・性別非公表)と札幌市の18人(60代男性4人、70代男性2人、80代男女7人、90代男女3人、100歳代女性2人)、旭川市の4人(70代女性、80代男女2人、年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3054人となった。
道は1434人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内135人のほか、石狩管内121人、オホーツク管内66人、釧路管内57人、空知管内52人、十勝、留萌両管内各39人、根室管内19人、渡島管内16人、上川管内15人、後志管内13人、宗谷管内11人、桧山管内5人、日高管内1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは845人だった。
札幌市は1914人、旭川市は223人、函館市は179人、小樽市は62人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(6人感染)▽日高管内の高齢者施設(10人感染)▽石狩管内の医療機関(9人感染)―など計34件と多発した。
21日現在の重症は前日から1人減って11人。入院患者の病床利用数は前日から7床減の1105床となり、病床使用率は48・4%に下降した。
















