苫小牧のご当地ソング制作 市内錦西町の伊藤さん

苫小牧のご当地ソング制作
市内錦西町の伊藤さん
「苫小牧の新たなご当地ソングに」と話す伊藤さん

 苫小牧市を拠点に活動する琴とシンセサイザーの邦楽アンサンブル「舞里音(まりおん)」の伊藤麗子さん(69)=錦西町在住=が、苫小牧の観光資源を歌詞に詰め込んだオリジナル曲「Come in!『苫小牧ビューソング』2022」を制作した。メロディーは民謡や盆踊りのように親しみやすく、明るく、ポップに仕上げた。伊藤さんは「新たなご当地ソングとして定着してくれたら」と期待を寄せる。

 ユニットは2009年、琴担当の伊藤さんとシンセサイザーの宇佐美浩子さん=澄川町在住=の2人で結成。市のアーティスト・バンクに登録し、さまざまなイベントに出演している。

 「Come in!『苫小牧ビューソング』2022」は「港 白波 太平洋 水平線にフェリーがゆく カモメがさそうよ 潮騒の旅 ホッキにサーモン ぐるめよし」「ウトナイ湖面に 水輪の花 羽を休める大白鳥」「可愛い木の実のハスカップ 三星本家の銘菓になる」などと苫小牧の豊かな観光資源を詰め込んだ4分45秒の曲。6番まである歌詞には、「となり町にはウポポイできた」と白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)について歌うくだりも。

 作詞、作曲を伊藤さんが手掛け、CD収録の歌は、苫小牧合唱団(秋野隆英団長)が担当した。

 直接足を運んできた場所や、実際に触れた観光資源の中で特に印象的なものを厳選。昨年春に制作を始めた。「隣町にウポポイが開業し、苫小牧にもたくさんの人が集まってほしい―とまちおこしの願いも込めて制作した」と伊藤さん。「すぐに情景が思い浮かんだので歌詞はすらすら書けた」と振り返る。

 「ウポポイ」という言葉を使用するに当たり、国の許可が得られるまで半年以上を要したというが8月に無事、完成。同曲とアイヌの人々に心を寄せた「ウポポイの万葉詩(うた)シリーズ」を収録したCDを文化庁に郵送したほか、岩倉博文苫小牧市長と戸田安彦白老町長に直接届けた。

 先月、市文化会館で開催された、市民文化祭関連の音楽発表会で舞里音として同曲を初披露すると、来場者からは「とてもいい曲」「カラオケで歌いたい」などと大好評だったという。

 伊藤さんは「苫小牧の魅力を詰め込んだ一曲。ぜひ一度聞いてほしい」と呼び掛ける。

 舞里音は12月9日に苫小牧信用金庫本店で開くクリスマスコンサートで、同曲を楽器演奏のみで披露する予定。

 CDや楽譜の提供などに関する問い合わせは伊藤さん 電話0144(68)0363。

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