北海道を代表する冬の祭典「2023千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」が、来年1月28日~2月23日に支笏湖畔で開かれる。湖の澄んだ水で造り上げた大小さまざまな氷像が立ち並び、幻想的な空間を演出する。会場となる園地駐車場(千歳市支笏湖温泉)では早くも、実行委メンバーらが氷像の骨組み作業などに取り掛かっている。
支笏湖まつり実行委員会(小林典幸実行委員長)主催で、45回目の今回も「氷の美術館」をコンセプトに約30基の氷像を設置し、約6万人の来場を見込む。コロナ禍で前回、見送った「苔の洞門」を模した氷のドームは復活させる。全長約50メートルのドーム屋上部に歩けるスペースを設け、会場を一望できるようにする。高さ約7メートルの氷のらせん階段も取り付ける。また、高さ最大約13メートルの「ブルータワー」も2基造る予定だ。
氷像は昼に自然光で”支笏湖ブルー”と呼ばれる水色に輝き、夜は色とりどりのライトで照らして美しい氷の世界を披露する。
設営作業は今月中旬から始まり、関係者が氷像の骨組みを進めている。材料には金属パイプのほか、自然に優しい素材の網や、危険木として伐採された木も活用している。骨組みを完成させた後、冬期間に湖水をスプリンクラーやホースで吹き付けて凍らせ、氷のオブジェを仕上げる。
現場で指揮を執る小林実行委員長(54)は「湖のきれいな水で造る氷像なので、光が奥まで届き、濃い青みが出せる」と魅力を説明。水の吹き付け作業は12月下旬以降を予定しており、「技術は上がっており、さらにスケールアップしたものが見せられると思う」と力を込めた。
コロナ対策として打ち上げ花火や、子ども向けの滑り台、スケートリンクの設営は今回も中止。入場者は1時間800人に制限し、マスク着用なども求める。時間は午前10時~午後8時(ライトアップは午後4時半から)。入場料は高校生以上500円。問い合わせは同実行委 電話0123(23)8288。
















