苫小牧市内 冬支度の動き 除雪用具、防寒服、暖房器具 すでに品薄も

苫小牧市内 冬支度の動き
除雪用具、防寒服、暖房器具 すでに品薄も
新製品も並ぶ除雪用具コーナー=ホーム・ワークKOYO

 12月の冬本番を前に、苫小牧市内では除雪用具や暖房器具、防寒服、冬靴など冬物商品を買い求める人が目立ち始めた。材料不足や輸送コストの高騰などを背景に、すでに品薄の商品もあるといい、各店舗では早めの冬支度を呼び掛けている。

 一本松町のホームセンター「ホーム・ワークKOYO」は、10月下旬から冬物商品の売り場を拡大した。プラスチック製のスコップやスノーダンプなどは「昨冬の大雪時に買えなかった」と早めに購入に来る人が増えているという。圧雪を砕くため先端にステンレス加工を施した新製品のスコップも人気だ。除雪機は全国的にメーカー側の品薄状況にあり、同店も電動除雪機が一部残っている程度。年内の追加入荷はなく、その後も未定という。

 冬物衣類では、スイッチで温かさを調整できるバッテリー付きのベストやズボン、靴下などが好評。担当者は「使ったお客さまから今年も販売の要望を受けた。12月29日までセールを行っている」と話す。同店を営む光陽商事の大窪俊秀総務部長は「世界的な部品不足や物流の問題もあり、店として努力をしているが(入荷が)難しい場合もある。早めの準備を」と勧めている。

 新開町のケーズデンキ苫小牧店では、11月に入って暖房器具に動きが出ている。売れ筋は遠赤外線性能が高い灯油ストーブ。体感温度が上がりやすく、灯油の節約効果なども注目されている。高騰する灯油の利用を避け、省エネ機能が付いた寒冷地用エアコンを見に来る客も増えているという。同店の担当者は「まだ在庫に余裕があるが、例年、冷え込みが強くなると一気に売れる」と話す。

 コロナ禍に伴う行動規制が緩和され、戻りつつあるのが冬靴の売れ行き。表町の靴店「夢の靴」は冬靴の客足が例年より早く、9月下旬から伸び始めたという。「コロナでずっと我慢していた旅行に出かけるため、新調してくれているみたい。すでに品薄の商品も」と三輪猛彦代表。

 一方、物流コストの高騰や円安の影響が靴の価格にも押し寄せる。同店では国内品で前年対比10~20%、輸入品では30~50%も値段が上昇。「滑りにくい」と評判だった氷上競技のブルームボール用シューズを昨シーズンは約2万円で販売していたが、輸入品で4割程度上げざるを得なかったという。三輪代表は「せっかくお客さんが戻ってきたのに、この物価高は悩ましい」と頭を抱えている。

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