住民相互の支え合い活動に取り組む人を対象とした胆振地区地域支え合い活動推進セミナーが11月28日、苫小牧市民会館で開かれた。北星学園大学の岡田直人教授が地域共生社会をテーマに講演したほか、苫小牧で実践されている支え合い活動も紹介された。
道民生委員児童委員連盟胆振支部の主催。胆振管内の民生委員児童委員のほか、住民交流の創出に取り組むボランティア団体のメンバーなど約60人が参加した。
社会福祉を専門とする岡田教授は外出して人と触れ合うことが、健康維持につながることを強調。岩手県や大阪府での支え合い活動の事例から、当初は支えられる側だった人が、地域に出向いてさまざまな活動をするうちに、今度は誰かを支える側に回る―というケースを紹介。何かを新しく作るのではなく、地域にすでにある良い点に目を向け、子どもから高齢者までが支え合って地域共生社会の実現を目指すことの重要性を説いた。
また、苫小牧市社会福祉協議会は昨年から展開している「だけボラ」事業について、市民生委員児童委員協議会は訪問活動で活用している通信「みんみん」について、それぞれ報告。住民の高齢化やコロナ禍で従来の支え合い活動が難しくなっている中、新たな工夫によって孤立させないまちづくりを目指していることを語った。
















