温室効果ガスや二酸化炭素の排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボン」の言葉の意味について、道民の46・9%が理解していないことが、道が実施した道民意識調査で分かった。自身の暮らしの中でゼロカーボンを意識した行動に関しては、「意識している」との回答は3割強にとどまった。
「ゼロカーボン」、「カーボンニュートラル」、「脱炭素」という言葉をどれか一つでも知っているかの質問に対し、「言葉の意味を知っている」と回答したのは18・5%にとどまった。「言葉の意味をある程度知っている」(34・1%)を合わせて52・6%が「知っている」と回答。
一方、「言葉の意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」が30・2%、「言葉の意味も知らないし、聞いたこともない」が16・7%と、道民の半数近くが理解していない。
ゼロカーボンは必ず達成すべきかに関しては、「経済を優先した中で達成すべきと考える」(69・3%)が7割近くを占めた。「必ず達成すべきと考える」は21・3%で、「そうは思わない」との回答も8・1%あった。
道が2050年にゼロカーボンを目指し、30年度に温室効果ガス48%削減(13年度対比)を目標としていることについては、「知っている」(9・8%)は1割未満。「知らない」(57・9%)が6割近くを占め、32%が「聞いたことはある」と回答した。
自身の暮らしの中でのゼロカーボンを意識した行動については、「あまり意識していない」(45%)が最多。これに「全く意識していない」(21・3%)を合わせ、66・3%が「意識していない」。一方、「ある程度意識している」は29・1%、「意識している」は4・3%にとどまった。
どうしたらゼロカーボンにつながる行動が増えると思うか(複数回答)に関しては、(1)つながる行動を具体的に知ることができる(52・8%)(2)目的がもっと浸透する(46%)(3)寄与する対象商品の購入やサービス利用時にポイントがたまり、利用できる(45・5%)―の順だった。
ゼロカーボンが達成されることで、どのような効果(影響)があると思うか(複数回答)では、「大気中の温室効果ガス濃度が低下することで、異常気象が減り、豪雨や猛吹雪の回数が減少する」が52・6%で最多だった。
調査は道内に居住する18歳以上の1500人を対象に、今年9月に実施。860人から回答を得た(回答率57・3%)。
















