来年3月に行われる見通しの白老町長選に、同町議の広地紀彰氏(49)が出馬する意向を固めたことが2日までに分かった。広地氏は「年内にも考えを明らかにしたい」と話しており、町議会定例会12月会議の終了後、正式に立候補を表明するとみられる。
関係者によると、現職の戸田安彦氏(53)が4期目の町長選に立候補しない方針を決めたことを知り、出馬を検討していたという。戸田氏は来年4月9日投開票の道議選胆振選挙区(定数1)に出馬するため1月中旬ごろに辞職する考えを示しており、公職選挙法で50日以内と定められた町長選は3月になる見通し。
広地氏は室蘭市出身。北海道教育大札幌校を卒業後、小学校教諭を経て、現在は会社役員。白老ライオンズクラブ会長。2011年の白老町議選で初当選し、現在3期目。

















