苫小牧市や近郊の住民有志でつくるグループ「ハスカップ青春の集い」は2日、日高町富川西の社会福祉法人愛光会に木製の子ども用椅子や長椅子などをプレゼントした。同法人が椅子の寄贈を受けるのは初めて。
プレゼントしたのは木製の丸椅子3脚と、子ども用椅子、2人用の長椅子各2脚、キャスター付きのワゴン2台。同グループ理事で岡部工務店(苫小牧市)に勤務する水谷昇さん(78)が製作を手掛けた。以前同グループが子ども食堂を開いた際、同法人に職業支援員として勤務する渡邊光里さん(25)が収穫したスイカを提供するなど運営を手伝ったことがきっかけ。佐藤守会長代行は「恩返しがしたかった。お客さんのおもてなしなど、いろんな場面で有効に使ってもらいたい」とあいさつした。
椅子は同法人が運営する就労支援事業所ホープフル・和(同町富川南)の中華料理五行山で待ち合いや小上がり、配膳などに使用する考え。星野明治理事長は「必要なものばかり。特に苫小牧で活動している人がここまで届けてくれ、非常にありがたい」と謝辞を述べていた。

















