白老町に企業版ふるさと納税 ナチュラルサイエンスと希松

白老町に企業版ふるさと納税
ナチュラルサイエンスと希松
戸田町長に善意を手渡す小松社長(右)

 白老町虎杖浜に製造拠点を持つ化粧品メーカー、ナチュラルサイエンス(本社東京)と親会社の希松(同)は2日、町に企業版ふるさと納税として計2100万円を寄付し、戸田安彦町長から感謝状を受け取った。

 町の企業版ふるさと納税は梨湖フーズ(10月)、苫小牧信用金庫(11月)に続き3、4例目。累計額は今回を含め計2350万円となった。善意は両社の希望で竹浦、虎杖浜地区の振興に関わる事業に使われる。

 両社の小松令以子社長は「地区の発展は社の願い。町民の皆さまにもナチュの森に遊びに来てもらえたら」と話した。戸田町長は「まちの活性化につながる取り組みに使わせていただく」と感謝した。

 希松は1992年、ナチュラルサイエンスは96年創業。乳幼児や妊婦向けの肌ケアブランド「ママ&キッズ」をはじめ、自然由来の素材で作った化粧水や乳液などを開発している。2017年、旧虎杖中学校跡地に自社製品の製造工場「ナチュラルファクトリー北海道」が完成。18年に校庭だった場所にガーデン「ナチュの森」、今月2日に旧校舎を改装した文化拠点「自然と科学のミュージアム 森の工舎」を開設した。

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