サッカーワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアに敗れた6日未明、テレビ中継観戦会を開いた苫小牧市内の飲食店は、ため息に包まれた。延長戦を終えて1―1からPK戦で屈したが、前大会準優勝の強敵をあと一歩まで追い詰めた健闘をたたえる声も聞かれた。
市大町の「Drunkard Bar REGALIS(ドランカー・バー・レガリス)」は、大型スクリーンで試合を放映。試合開始の午前0時に合わせ、サッカーファン20人ほどが来店し、ビールやハイボールを飲みながら応援に声をからした。
桜木町の会社経営、吉田亮さん(35)は「三笘(薫)選手のドリブルに期待したい。2ー1で勝ってほしい」と力を込めた。前半43分に日本が先制点を奪うと、会場はこの日1番の盛り上がりを見せ、客同士でハイタッチを交わして歓喜した。
後半10分、同点に追い付かれると「ここから」「まだ同点」などとエールを送り、延長戦になっても「ワンプレーを大事に!」「集中!」と応援の熱は冷めなかった。PK戦では皆、祈るように日本の勝利を見守ったが敗北が決まると肩を落として残念がった。
「勝てると思っていたので残念。PK戦までもつれ、負けてしまったのが悔しい」と幸町の飲食店従業員野田杏莉さん(23)。日吉町の会社員林智弘さん(31)も「言葉にならないほど悔しい」と語りながら「選手たちはよく戦ってくれた」とねぎらった。
















